【起業ストーリー】安定の公務員を辞めて起業した話〜自分らしい生き方を求めて〜

こんにちは。工藤りさです✳︎
本のタイトルのような見出しになりました(笑)

今回は、「自分らしさ」をテーマに、私が公務員を辞めて起業に至るまでの経緯を言いにくい部分も含めて綴っています。

それは、この経験を発信することで、誰かの役に立てればと思うから。

少し長くなりますが、お付き合いいただけると嬉しいです。

私が公務員になった理由

あなたは今の仕事、今の生き方に満足していますか?
自分らしく生きられていますか?

やりたいことが見つからない。
他人と比べて落ち込んでしまう。

そんな方もいらっしゃると思います。

私もその一人でした…。

私の前職は公務員。
公務員に就いた理由を聞かれることがあるのですが、恥を偲んで正直に言います。

世間体と安定です

私は、幼い頃から周りからの評価や周りの目を気にして生きてきました。

そして、世間体が良い安定した職、結婚、出産…これらが揃えば、私の人生は幸せ!世間でいうところの「幸せアイテム」を手に入れたら、自分も幸せになれると思い込んできました。

大学では、友人や先輩の多くは公務員になる方が多く、私も同じレールに乗ること、そして公務員という職に就くことに安心を感じ、その道を選びました。

就職後にモヤモヤ…

大学卒業後は神奈川県のほうでお世話になりました。

知り合いもおらず、慣れない土地ではありましたが、職場の同僚や上司など人間関係にとても恵まれて、仕事終わりに飲みに行ったり、同期と旅行に行ったりと仕事の枠を超えて楽しい時間を過ごさせていただきました。

華やかな都会での生活も毎日が刺激的で楽しかったです。

ただ、なぜだろう…希望の仕事に就いたのにモヤモヤする…。

きっと、新卒で入ったばかりだから、何年かするときっと理想の働き方ができているはずだ!

そう自分に言い聞かせて。。あまり気にしないように。。
そして、このままこの地に安住するものだと思っていました。

転職をしてもモヤモヤ…

が、その後、実家の祖父と父の病気が同時に判明。

母もだいぶ疲弊していたので近くでサポートしたいと思い、急遽地元に戻ることを決めました。

ただ、民間への就職活動の経験がなかったこと、早めに地元に戻りたかったことから、1ヶ月後に採用試験がある地元の行政機関に転職することにしました。

睡眠時間を削って仕事をしながら試験勉強を1ヶ月続けた結果、無事に採用試験に合格。地元に戻って、再び公務員として働きました。

転職もできたし、地元に戻って両親の近くにいてあげられる。それに、Uターンしたことに全く後悔はない。

きっと私は、地元で働きたかったんだ。だからモヤモヤしていたんだな…

けれど、これも思い違いでした。。。

実際、転職後も、仕事にも人間関係にも特に不満があるわけではなかったんです。むしろ良い環境で働かせてもらっていました。

けれど…「私の人生、ほんとうにこのままでいいのかな?」「私のやりたい仕事はこれなのかな?」

親や誰かに言われてこの道を選んだわけではなく、全て自分で決めてきたはずなのに、自分の人生に納得できていなかったんです。

それは、周りの目や世間体を優先した選択だったから。

ただ、この気持ち、自分の本音の部分と向き合うのって結構辛いんですよね。時間もかかるし、労力もいるし、何よりもこれまでの自分の努力や価値観を否定してしまうような気がして。

だから、モヤモヤしているのはわかっていたけれど、ずっと気づかないふりをして過ごしました。

転機になった出来事

その後、結婚して出産し、子育てが始まりました。

「どんな子に育ってほしい?」

夫との何気ない会話のなかで、私は「自分らしく!好きなことや興味があることに挑戦できる子になってほしい。」そう思ったんです。

そのときに、ハッとしました。

自分ができなかったことを子どもに託しているんだなと。

そして、もう自分から逃げるのはやめよう。私自身が子どもにその背中を見せていこうと決めました。

前髪が乱れているのもご愛嬌(笑)

これまでは、「人からどう思われるか…」「子どもがまだ小さいし…」「夫にも申し訳ないし…」など、人生の軸が全て「他人」になっていたんです。

けれど、「私が本当にやりたいことは何か?」「大事にしていきたいことは何か?」「今持っているものを手放せないのはなぜか?」

そんなことを何度も自分に問いかけて、自分と何度も向き合って。ようやく見えたんです。

私のやりたいことはイメージコンサルティングの仕事。
そして作り上げたい世界やこの仕事にかける情熱がある。

公務員にこだわるのは安定、これまでの努力、世間体、自分のプライドのせい。

やりたいことが明確になった今、無駄なプライドや世間体を気にして行動できないなんて、時間がもったいない!

できいない理由を探して、逃げているだけ。

こんなアイテムを持ち続ける必要なんてない。さっさと手放してしまえ!

そう思ってずっと手放せなかった公務員を辞める決意をしました。

自分らしく生きるには?

私のように、自分で決めた人生を歩んでいるつもりでも、周りからの評価や世間体など、様々なものに影響され、「本当の自分」を見失っている人って多いと思うのです。

本音と向き合わずにいると、自分の軸が定まらないため、気持ちにブレがでます。

結果、自分がどこに向かえばいいのかわからなくなる。

今の自分に満足できていない。
変わりたいけれど、変われない。
他人と比べて落ち込んでしまう。

この迷路から抜け出すには、

わたしって本当はどうありたいの?
何に心が惹かれるの?
どんな人生を歩んでいきたいの?

勇気を出して、自分と向き合ってみる。
自分に何度も問いかけてみる。これに尽きます。

「自分らしさ」という軸が定まっていないと、他人と比べて落ち込んだり、将来を悲観してしまいます。(それは、外見美においても同じです。)

人生の軸を「他人」ではなく「自分」に切り替える。

仕事や家庭で慌ただしくて、自分をゆっくり見つめる時間が少ない方は、スキマ時間でも細切れでも良いんです。

少しの時間でも自分の心の声をキャッチする。気づいてあげる。

また、仕事に関する悩みだったら、必ずしも転職することが答えではないと思っていて。自分が大切にしたい価値観が明確になれば、今の仕事に落とし込むことができないか、やり方や見え方を変えてみる。そうすることで、今までとは違う世界が開けると思います。

私も30年以上の生きづらさからようやく抜け出せました。

そして、今はなりたかった自分になれていて、自分が満たされている分、周りにも穏やかな気持ちで過ごせています。(と思っている笑!)

こんな生き方ができるなんて、1年前はまったく思ってなかったな…。(昔からの友人にも起業を決めてからイキイキしていると言われて、客観的にも変わったんだな〜と)

なので、自分を変えたい、人生を変えたい、と思われている方は

まずは自分の本当の望みを大切にしてみてください。

自分らしく生きている!自分の人生って楽しい!

そんな女性が少しでも増えることを願っていますし、本気で増やしていきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)♡