思わぬ落とし穴。パーソナルカラーでコスメを選ぶと逆効果?!

最近は、パーソナルカラーを意識してコスメを選ぶ人が増えてきましたね。
ネットやSNSでも、パーソナルカラー別にコスメが紹介されたりと、色選びの観点にパーソナルカラーが入ることが常識化しているように感じます(^^)

だからこそ、押さえておきたいのが、コスメをパーソナルカラーで選ぶときの注意点。
良かれと思って塗っているその色が、逆効果になっているかも?!

関連記事:パーソナルカラー診断とは?

コスメをパーソナルカラーで選ぶメリット

まず、コスメをパーソナルカラーで選ぶメリットをご紹介♪

パーソナルカラーは欠点を目立たなくし、見た目の印象を引き立てる色です。
それをメイクに活かすことで、

・肌色がキレイに見える
・透明感やツヤがアップする
・若々しく見える
・肌トラブルが目立たなくなる

などの効果が期待できます。

コスメをパーソナルカラーで選ぶデメリット

ですが、一方で、コスメをパーソナルカラーで選ぶデメリットもあります。

パーソナルカラーを意識しすぎると、垢抜けない場合がある

一般的にパーソナルカラーを身につけると、垢抜けると言われていますが、そうでない場合もあります。

これは、特にパーソナルカラーに囚われている人は気をつけた方がいいかなと。

程度にもよりますが、たとえばウィンタータイプがド・ウィンターなメイクをすると野暮ったい印象になります( ; ; )
(パープルのアイシャドウに赤いリップ、青みピンクのチークなど一歩間違えるとバブリーな感じになりかねない。)

リップを濃い色にしたなら、アイシャドウやチークは薄くするなどメイクを引き算できる人なら問題ないのですが、メイクにあまり慣れていない人が、パーソナルカラー通りにコスメを選ぶと逆効果になる場合があります。。

パーソナルカラーを意識しすぎたメイクは、

「顔色は良いけれど、野暮ったい人」になりかねない

パーソナルカラーの取り入れ方を間違えると、肌トラブルが余計に目立つ

よかれと思って取り入れていたパーソナルカラーが、肌トラブルを余計に目立たせる場合もあります。

特にブルベの方に多い例だと思うのですが、唇の色が紫寄りなのにサマータイプだからといって、青みピンクのリップを塗ると、さらに青ざめます。

唇が紫色 + 青みピンクのリップ → さらに青ざめる!

青クマも一緒ですね。
青クマをオレンジ色のコンシーラーで隠したのに、ウィンタータイプだからといって、パープルのアイシャドウを塗ると青クマが復活しちゃいます…

パーソナルカラーにこだわりすぎて、色の選択肢が狭くなる。

最近は、パーソナルカラーが特に流行っているので、この傾向にある方が多いように思います。パーソナルカラーはあくまでも軸だと考えた方が良いかなと♪

コスメの色選びの観点(解決策)

では、コスメの色はどのように選べば良いのか?

目的やなりたいイメージで選ぶ(色彩心理)

まずは、目的やなりたいイメージに合わせて、色を選びます。
このときに使うのが、色のもつイメージ(色彩心理)です。

優しく見られたいのであれば、ベージュやピンク。
華やかな雰囲気にしたいならローズ系。
落ち着いた印象に見せたいのなら、ブラウン系 などです。

たとえば、パーソナルカラーがオータムタイプで婚活中の方が、カーキが似合うと言われたからと言って、カーキのアイシャドウをつけていても男性の心理には響かないので注意。。。

それよりは、色彩心理からサーモンピンクをつけたほうが良い
(ピンクが苦手ならベージュやブラウン系は肌の色にも馴染みますし、ナチュラル・穏やか・親やすい印象になるのでオススメです。)

目的やなりたいイメージに合った色を選ぶ。

まず、これを押さえましょう♡

パーソナルカラーで色を選ぶ

次にパーソナルカラーです。

目的が「婚活」なので、ピンクのアイシャドウを選びました♡
ですが、ピンクでも様々色味がありますよね。ここで活きてくるのがパーソナルカラー♪

◆コスメを選ぶとき、ブルベ・イエベで分類する

大切なのはシーズン(スプリング、サマー、オータム、ウィンター)では考えずに、ブルーベース・イエローベースのベースカラーで分類する

デメリットでも挙げましたが、4シーズンで分類すると色選びの選択肢が狭くなりがちです( ; ; )
(ウィンタータイプだから赤いリップなど、イメージが固まってしまいますよね)

似合う色に幅を持たせた方が、様々なシーンに応用が効くので、コスメはブルベ・イエベで分類した方が良いかなと♪

ですので、パーソナルカラー診断では、ブルベ・イエベの分類に加えて、苦手要素をとらえておくことをオススメします。消去法で似合う幅を広げた方が良い^^

◆「塗る色」ではなく、「仕上がりの色」を意識する

パーソナルカラーで、似合うとされているメイクの色は、「塗る色」ではなく、「仕上がりの色」であることを意識してくださいね〜♪

ですので、先の例にもあったように、唇の色が紫寄りなのに、サマータイプだからといって、青みピンクのリップを塗ると、さらに青ざめます…

その場合は、青みピンクではなく、ブルベでもオレンジみを含んだピンク(スピリングタイプがつけるようなピンクです)をつけることで、元の唇の紫色が補正されて肌馴染みが良くなりますよ♡

絵の具だと思って下地に何色があるか考えましょう〜。

大切なことなので、繰り返しますが

「塗る色」ではなく、「仕上がりの色」を意識する

まとめ

◆メイクでパーソナルカラーを意識しすぎると、野暮ったくなる場合があるので気をつける。

◆コスメの色選びは、

・なりたいイメージで選ぶ

・ブルベ・イエベで分類する

・塗る色ではなく仕上がりの色を意識する

あまり、ガチガチにならず、メイクを楽しみましょうね♪